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ワードを扱うということ

小川の流れはフクザツだ。枯葉を流せばあっちにいったりこっちに来たり。急に早く流れたかと思うと、よどんだ流れで留まったり。離れ小石に引っ掛かってしまったかと思うと、急に予想もつかない方向に流されたり。
論文のフォーマットをしていて「ワードは小川の流れに似ている」そんなことを思った。

ワードに図やテキストをはめ込む作業は難しい。なぜなら不完全なレイヤーがところどころに存在しているからだ。これをどのように理解するかというと、例えていうなら私は上記のような川の流れる表層に漂う木の葉のようなもの、あるいは川の中にところどころ顔を出している飛び石のようなものと想像する。

図をはめ込むとき、まず「図」だけをはめ込む場合に限って言えば、レイアウトを見ると図本来の枠が行内に収まっていて、四角形をしていることがある。図単独の場合、図の周辺に余白の設定をするなどの細かい作業をしなければ、「枠が四角の状態であること」が一番楽だ。ただし、その図の上下に他の図やテキストボックスなどがあった場合には図とそれらが重なることとなり配置が難しい。この場合図や表に対するキャプションなどはテキストボックスに配置するのでなくプレーンテキストで挿入することが望ましい。

レイアウトを「行内」やそのほかに設定すると、図のハンドルが変わって、角が丸い表示になる。これが本来のワードの「図」としての基本設定だ。
この「ハンドル」はいわば図の設定に多様さを与える。たとえば、その図をどのように配置するか、枠外にどのくらいの余白をもたせるか、図は中央揃えなのか、左揃えなのか、右揃えなのか。あるいはテキストと一緒に移動するのか、またはテキストを回り込ませて図を設定するのか。図のサイズも変更できる。図の重なりがある場合にはどの図を前面に持ってくるか、あるいは背面にもってくるか、図の背景を塗りつぶすか、そうでないか、線は表示するか、などの書式も設定できる。

「便利な機能だ!」と思うけれど、実はこれが危ない。テキストと同時に移動するものは、川の流れにのった葉っぱのようなもので、前ページに図のスペースが無くなると、次ページに移動するとその大きさ分くらい前ページにブランクが空いてしまって、みっともない。固定をして、テキストの回りこみをかけると大丈夫のような気がするが、これはまた不安定。なぜかというと表面張力が崩れたときに急に滑り出すプラスティックのプレートみたいなものだからだ。
描画オブジェクトというスペースがある。これはまさにそのプラスティックのプレートのようなもの。この中に入れている図やテキストボックスは、プレートの上に葉っぱやぼうきれを置いているようなものだから、移動はしない。でも、このプレートのアンカーが不完全なので、プレート毎移動してしまう。しかもこのプレート、角が尖がっているためにあらゆる障害をゆるーく滑りぬけるのでなく、スケボーのように予測不可能な場所にびよーんと飛んでいってしまうのである。

かくして超自然現象が起き、せっかくフォーマットに合わせようとしてもいつまでもワードとの格闘は終わらないのであった。

ワードにはたくさんの機能がある。使いこなせないのでなくて、わざと使いこなせないような(言い換えればとても使わない)項目が沢山あるし、思慮なく勝手にやってくれる「オートコンプリート」なるものが、文書のフォームをどんどん崩していってくれるのだ。一体こんなに不完全なアプリをダレがよいと思って作ったのだろうか。。
たぶん、「汎用性」という意味で、ワードはマジョリティだ。このマジョリティを維持するために、さまざまな機能が必要で、それがお互いの特性と不調和を起こして(いわゆる相性が悪い機能同士)障害を起こしているのだと思う。

汎用性と多機能と専門性。

相反する要求を本当にすべて網羅できれば素晴らしいが、まだまだワードというアプリは発展途上でメジャーデビュしたスポーツ選手みたいなもので、よく期待を裏切るのだろう。今後に期待するしかないかな・・・。はて。

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