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母のこと。

先週日曜日。

初めて母を釣りに連れて行った。
さびきで「アジゴ」を釣るという目的だったが、いかんせん年寄りなので
トイレが近いだの、足元がよいだの、多分釣れるだろう場所だの、制約が
多かったのだが、地元でも海がきれいな場所に運よくつれていくことができた。

初めてするサビキつりに、自分がひっかかったり、人の仕掛けにひっかかったり、まるでマンガのようにリールに糸を絡ませたり、そのたびに一喜一憂していた。
釣れたアジゴあまりの小ささに、うれしいやら、残念がるやら。

photoshop.jpg


母は、子供みたいだ。最近そうなったのかと思っていたが、今考えると
私が小さいころから子供だったのだ。
なんでも喜んで、なんでも怒る。
何かを冷静に考える・・・なんていうのは、あんまり見たことない。
「客観的」なんていう言葉は母の辞書にない。
ある意味幸せな人生だ。

だから、私の子供へのしかり方も半端でなく、けちょんけちょんに怒る。
私へもそうだった。
この世に「自分くらいろくでもない人間はいない」のではないかと思わせるような怒り方だった。
で、後で(素直じゃなく、自分にしかわからないような態度で)謝る。
こんな母は愛情がないわけでなく、むしろ自分のことは二の次で人のために行動する人なのだが、ただ伝え方が下手なだけなのだ。

いつか落ち込んで、「もう母なんてどうでもいい」と何度も思った私をひきとめた唯一の言葉は、
「あんたを信用しとるけん。」
という言葉だった。あの一言があったから、ぐれなくてすんだんだな、と今も思う。不思議な魔法の言葉だった。

今、母は「あんたの子供は、あんたほど信用できん!」と言い切る。
それは母が年をとって、私のよいところしか覚えていないからだと思う。
子供みたいな母もやっぱり年月はそれなりに年寄りにしていくんだな、と感じる。
しかし口だけはいつまでも達者だ。
この口まで大人しくなってしまったら・・・それはもう母ではなくなるのかもしれない。

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