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「大人っち、なん?」

大人っち、なん?どんなんなったら、大人なん?
大人はずるいっち、言うけん、ずるい人は大人なん?
そんなんやったら、私、大人になりたくないんやけど。
(in 北九州弁)

最近、民法改正で18歳を成人にするかどうかを法務省が法制審議会に諮問しているようだ。

このことに関して口々に洩れるのは「18歳っていったら、まだ子供でしょ。精神的に今幼いのに、お酒飲んだり、政治に参加したり。ムリじゃない。」そんな言葉が多い気がする。

では、そもそも「大人」とは?

辞書「大辞林」には

1:十分に成長して、一人前になった人。成人。こどもの反対
2:考え方や態度が一人前であること。青少年が老成していること。
3:元服をすませた人。成人。

などと掲載されているが、なんだかあまりにも抽象的だ。どういうふうに成長すれば、十分なのか?どういう考え方だったら一人前なのか?具体的な指針になるようなことは書かれていない。だいたい、今の「大人」だって、一体どれくらいの人が十分に成長して、成熟しているのだろうか?考え方がや態度が一人前と客観的にみて思える大人が一体どのくらいいるだろうか?自分でも胸を張って「大人」だと「こども」にいえるだろうか?あまりにも幼い自分勝手で権利ばかりを主張して、権利の裏には義務が発生することを自覚していない大人ばかりではないだろうか?


そもそも今回、民法が改正されて18歳が成人と認められればどんなことが変わるのだろうか。まず、未成年として保護されていたことを剥奪される代わりに自分自身で権利を持つことになる。成人としての権利もくれる代わりに義務も責任もいっしょくたになってやってくる。選挙権だって発生する。裁判だって起こせる。飲酒喫煙ができるようになる。しかし、少年法の適用がなくなるので、大人と同じように裁かれる。18歳になったら、年金なども収めないといけなくなる。む、まてよ。年金を払わなければいけない?なんだか雲行きが怪しくなってきた気がする。

よくよく考えると、成人して、「裁判起こしたい」「商取引したい」「選挙に行って政治に参加したい」などという18歳がどれだけいるだろうか?ましてや「もう大人なんだから、悪いことして大目に見てもらおうなんて思わないで、ちゃんと罪はつぐないたい。」などと思うわけないだろうし、飲酒や喫煙は身体によくないのだから、そんなこと今の大人だって「早く飲酒させてやりたい。」などと言い出すわけもない。残ったのは「年金払いたい」人だが、もちろんそんな18歳も、保護者もいる気がしない。だとすると、年金を払ってほしい大人がいて、「大人になったら、権利が増えますよ。」ということにしておいて、議論が年金に向かないうちに法律を制定して、年金を払う期間を増やしてしまおうと考えている人がいるのではないだろうか。或いは専門家はわかっていて、「でもこのままでは年金の財源が足りなくなるのでだまっておこう。」などと思っているのではないだろうか。

何しろ、「介護保険法」などという法律も「年をとったら介護の費用を出してあげますよ。」とか言いながら、実は40歳以上になると、健康保険に上乗せ、65歳を超えると、年金から天引きなどをして、死ぬまで払うことになっているのだった。さらに、今年の4月から老人医療制度が変更となり、詳しくはまだチェックしていないが、医療負担が今以上に増えることになりそうである。こんな大事なことのほとんどは、「みなさんのためになりますよ。」という顔をして、負の部分は隠しておく。そして法にされてしまえば、それが民意を汲んで改変されるという望みは薄い。だとしたら、年金だって、人口が減るから今のうちに財源を少しでも確保しておこうと思っている可能性は大いにあるのではないだろうか。

「やっぱ、大人っちゃ、ずるーーい。大人とかなりたくなーーい。」

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