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デフレ

経済学者によると、どうやら世の中は緩やかなインフレ状態のほうがよいらしい。
それに比べると今はデフレで、消費者はとにかく安いほうがよいことになっている。

2000年近辺、バブルの世の中が崩壊したころも、デフレの波があった。例えば、スーパーではPB(プライベートブランド)がいくつも立ち上げられ、その安さに皆は飛びついた。それだけでなく「ディスカウントストア」が幅をきかせて台頭してきたのも確かその頃だったと思う。しかし、しばらくすると人々は均一化された包装に飽き、デザインに飽き、価格並の中身に嫌気がさし、そしてPBは縮小していった。

しかし、今回のデフレはちょっと違う。デフレが進化して、多岐にわたっている。これは人が「ちょっとの我慢」といった程度の我慢でなく、本当に安い物が買えないと、暮らしていけないレベルにまできているのだと思われる。

私が時々寄るスーパーマーケットにパン屋さんが併設されている。閉店近くになるとパン屋さんは売れ残ったパンをいくつかまとめて安売りしている。価格にすれば時としては3分の1の価格になることもある。たまたまそういって売っているときには「安くて助かるなぁ」と思いながら購入するのだが、先日、「もしかして安売りしているかな?」と思って寄って見ると、特に安売りをしていなかった(といっても個々のパンは既に3割引くらいにはなっている)。しばらくスーパーで買い物をしていると、今まで人が居なかったパン屋の周りに、どこから出てきたのかわからないくらい、沢山の人が黒山のようになって店員さんがパンを袋詰めするのを待っていて、詰めた先から買っていく。私のような生活キューの人ならともかくなんでこんなに大勢がと思いつつ、パンを待っている人がまるで配給を待つ人の列のように思えてきた。
パンがたまたま売れ残るから、安く売るというのでなく、皆買わないで安くなるのを待っているので売れないから、沢山の量のパンをまるで価格破壊のような安値で売っているのだ。
他のスーパーでも、惣菜が半額になるのを時間をつぶして待ち、なるやいなや買っていく沢山の人たちを何度も見かけた。いまや価格は「あってなきがごとし」の状態だ。店員さんも嫌な気分だろう。しかし、この現実は経済のありようの深刻さを浮き彫りにしているのだと思う。
私たちは「安くて、手に入れられていいな」と思うのでなく、「安くないと手に入れられない経済状態にあるのだ」ということを考えなくてはいけないと思う。こんな世の中が継続できるはずがない。

それを解決する糸口をつくるのが政治であり、企業体であり、そして国民の熱意なんだと思う。

「なんでも楽して生活できるっーーって思ったら大間違いよ~~。」

という当たり前の事実をもう一度思い出して、バブルでない、地に足のついた健全な社会生活を目指したいものです。

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