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クールジャパンを売りつくせ!

昨晩、「ルビコンの決断」という番組に「リッキーチャン」という香港の実業家の話がでていた。
彼は小さい時から日本食に興味があり、7才の時に友達のお父さんから特別に食べさせてもらった寿司に感動して、こんなおいしい日本の寿司を、世界中の人みんなに食べてもらいたい、と考え、苦労の末、今では世界中に30店舗もの寿司店を開いている。

なぜ彼は日本食に興味がわいたのか、ここまで引きつけられたのか、それはたとえば統計からすると偶然に見えることが実は偶然でなく、そのように急に人の思考に突然変異を起こす確率があるのではないか、とも思われるし、また寿司に引きつけられた子供は他にも沢山いたかもしれず、それを最後までやり通した最後の一人が彼であった、ということかもしれない。
しかし、それはおいといたとしても、日本の食文化が世界で受け入れられていることは間違いない。ある意味、日本食はグローバルスタンダードになろうとしているのかもしれない。

番組では「日本人でない人が日本食をすばらしいと考えて世界に広めている。私たちも世界に広めなければ。」という結論だったが、まさに私もそう思った。

しかし、私はもてはやされている今だから食を世界に出す、というのでなく、日本人はあまりにも自分たちの文化価値に無知なのではないかと思う。これは日本を知らないのでなく、世界を知らないから日本の価値が客観的にみれないということに相違ない。

このままでは日本は世界から「日本の文化はすばらしいね」と言われて自己満足で終わらせ、文化という過去の遺産を食いつぶすだけの国民になりさがりかねない。

かつて、「浮世絵」や「琳派」と言った日本の素晴らしい絵画は、ただの先人の模倣をして継いでいったわけでなく、先人の技と思想を受け継いだ上で、チャレンジをして師を越え、己の芸術性を高めていった。そうして日本文化は現代まで変化しながら受け継がれてきた。たとえば、アニメーション。今でこそデジタル処理をすれば簡単にできるようになったが、基本は膨大な数のセル画を一枚一枚色を付けて人物や背景を動かしていた。これは分業のなせるわざであり、浮世絵の工房がそのように作られていたものがそっくり受け継がれ、そして現代によみがえって新たな価値をつけた、ということだろうと思う。だから私は「分業」という仕事の仕方が日本の価値だと思う。

だからこそ、日本人は一度”脳内鎖国”をして、日本が先人から受け継いだ、文化、風習、言葉、技術、あるいは遊びと言ったものに目を向け、「日本ってクールじゃん!」と感じる必要があると思う。
長い間この島国にあった生活をしてきた生き方そのものが私たちの宝であって、価値を見いだし、受け継ぎ、そして世界に向けて堂々と売りに出すことが、先人たちへの恩返しでなかろうか。

「クールジャパン」を売りつくせ!そして、幸せは物質だけではないと、問いなおしている今だからこそ、他にない日本の価値を高めよう!

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