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【蝕受】ディアスポラ

勝谷誠彦氏の新刊を手に取った。ディアスポラ。タイトルの意味は知らなかった。読み進めていくうちに、その意味がわかる。ディアスポラ、「民族離散」。

原発事故によって、日本全体が住めなくなったとき、いったい日本人はどうなるのか?今回の事故で日本の一部が住めなくなると考えても、日本という国土全てに住めなくなるというのがどういうことを引き起こすのか、考えてみるとそれは一部と全体では全く意味合いが異なることに気づかされる。

日本人が日本人であるというのはどういう根拠なのか?たとえばもし国土を失ったとして。宗教は様々。主義が一つでまとまっているわけでもない。日本語を話すとしたとしても、日本語を話せば全員が日本人なのか?いやそうでもあるまい。

日本人が外国へ難民として移住した場合、日本人村を作っていくのだろうか。そうしてどんどん現地との融合をして、日本人は無くなってしまうのか?

日本に住み着いた外国人はいつしか自分の国に帰っていくだろう。数の多い在日といわれる、歴史を持った人々はどうするだろうか?彼らは世界に散らばっても日本人村には入らないだろう。日本国民として、生きていくことを決めた人々は別として。

頭ではわかっていても心でわかっていなかった、「フクシマ」の現実が。故郷を失うということはフクシマ県人としてのアイデンティティをなくしてしまうことのような気がして、その心細さは計り知れない。

勝谷氏は10年以上前にこの物語を書いた。それは原発事故への警鐘でもあり、そんな日が来ないことへの希望だったと思われる。今一度、日本はどこへ向いていくのか?どう歩んでいくのか?立ち止まって考えても、その時間をロスと考える必要は全くないように思われる。

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